インテリアの豆知識(カラー)
たくさんの色をインテリアに使いたいときは、
トーンを統一すれば、ごちゃごちゃした印象にならず、カラフルなのに
スッキリまとまります。
同じトーンではなくても、「明るめ」「軽め」など
似たカテゴリーでまとめる類似トーン配色や、
まったく異なるトーンを組み合わせる対照トーン配色などもあります。
コントラストの強いトーンの組み合わせなら1色でもメリハリのある印象にすることができます。
例えば同じトーン、派手なトーン、淡いトーンでは、それぞれのイメージが
まったく異なるため、色数が少なくても変化に富んだインテリアにすることができます。
逆に、色数が多くてトーンが様々だとまとまりのない空間になるので注意が必要です。
好みより、使用目的に合わせた色選び
インテリアの色を考える上で重要なポイントになるのは、
生活の場である住まいで、長時間快適にすごせるかどうかです。
インテリアの場合、毎日の暮らしがそこにあるので、服やアートなど気分によって
取り換えのきくものではありません。
好みを最優先させるのではなく、家族がくつろぐリビング、
来客を迎える玄関や部屋など、その空間の使用目的や利用者を考え
部屋役割を妨げない色使いが基本となります