収納を確保する
大部分の建築業者は、
「収納に力を入れています」
とPRしています。
しかし、その内容はといえば、
「押入れや納戸が沢山あります」
「広い収納スペースを確保しました」
ということが多いです。
収納を考えた時に、床面積を確保することが多いかもしれませんが、
必要なのは、長さをどれだけ確保できているかです。
洋服掛けは、どれくらいの長さが必要か、
棚はどれくらいの長さが欲しいか。
納戸を確保した時に、人の通る部分はモノが置けないと考えると
面積よりも収納量が少なくなります。
また、奥行にも注意が必要です。
お布団を入れる場所は、奥行きが必要ですが、
書類や本を収納する場合、30cmあれば十分です。
収納計画を考える時は、長さと奥行を考え
適材適所の収納スペース計画を立てることが
重要なポイントになります。