猫実の由来
猫実は、明治22(1889)年の村制施行時に
浦安村を構成した3区画の1村です。
残りの村は、当代島村、堀江村です。
「猫実村」は、鎌倉時代、大津波で大きな被害を受けた集落の人達が
豊受神社付近に堅固な堤防を築き、
その上に大きな松の木を植え、
今後は、この松に根を波浪が越さないように願ったことから
「根越さね」といわれ、
それがいつしか「猫実」と称されるようになったといわれています。
現在の猫実3丁目から4丁目の境川沿いに近い
猫実の商店街も、堀江の商店街同様、
長い間浦安の繁華街としてにぎわっていました。