一畳書斎

新型コロナウイルスの感染拡大に脅えているうちに、

今年も半分が過ぎ去ってしまいました。

明日からいよいよ2020年後半のスタートです。

 

先日のニュースで、

下半期の住まいのトレンドは「一畳書斎」だと紹介されていました。

突然のテレワーク宣言で、

とりあえず間に合わせのスペースで仕事をしていた人達が、

真剣にワークスペースの確保を考え出すといったところでしょうか。

なかには、部屋数の多い家に引っ越したご家族もいらっしゃいましたが、

そこまで思い切った決断はなかなか難しいですよね。

そこで浮上してきたのが、

住まいのちょっとした空間を書斎に変えてしまう「一畳書斎」リフォームです。

「起きて半畳、寝て一畳」という言葉にあるように、

そんなに広さがなくても、一人で集中できるスペースは確保できるものです。

押入、階段下、リビングの隅っこ・・・

改めて家の中を見渡してみれば、意外と書斎スペースが隠れているかもしれません。

たたむ日本の収納、吊るす欧米の収納

日本の収納は、箪笥という伝統的な家具に代表されるように、

日常的に取り出すという目的では無く、長期間しまい込むというものでした。

そのしまい方は、「たたむ」、あるいは「積み重ねる」という文化です。

機能的にみれば、上のものは取り出しやすいけれど、

下のものは上のものをいったんどかしてから取り出すか、

えいやっと引っ張り出さなければなりません。

ものが無い時代の暮らし方であれば、問題ありませんが、

様々なものを取り出したり、しまい込んだりする現代では、

このような収納では億劫になってしまいます。

日本より一足先に豊かになり、物が増えていく生活を体験した欧米では、

クローゼットに見られるような、「吊るす収納」の文化が根付きました。

手先の器用さやまめさで、不便な収納を使いこなしてきた日本人にくらべて、

不器用なところのある欧米人は、簡単に片付く収納の文化が発展したようです。

私たち日本人は、洋風の生活スタイルを積極的に取り入れてきましたが、

ルーズに使える収納の工夫や文化については、まったくといっていいほど

取り入れてこなかったようです。

日本の収納計画には革命が必要です。

ルーズに使える収納計画が、リフォームの肝になるのではと思います。

 

自動水栓

ちょっと前までは、少し贅沢なオプション扱いだった自動水栓。

しかし、過去に設置したお客様から
「主人には贅沢と言われたけど、便利だし、何より新型コロナが流行ってから
自動水栓にしておいて良かったと心から思った」

というお声を頂きました。
パナソニックでは、キッチン水栓だけでなく、洗面化粧台、トイレ手洗いまで
水廻り設備を自動水栓にすることが可能です。

帰宅して一番最初に触る水栓は、外部から持ち込んだ菌が付着しやすい場所。

これからは贅沢なオプションではなく、当たり前のオプションとして
注目を集めそうです。

タオルウォーマー

今年は梅雨らしく雨の多い日が続きますね。

ジメジメと湿度も高く洗濯物もなかなか乾きません。

中でもタオルなど毎日使うものは大変です。

生乾きのタオルでは嫌な臭いがしたり、湿ったままのタオルでは細菌が繁殖してしまいます。

このようになかなか乾かない今の時期にオススメなのが「タオルウォーマー」です。

パイプの中に電気が通っており、タオルをかけておくだけでサラッと乾かしてくれます。

また、タオルを乾かしてくれるだけでなく、部屋の中をドライに快適にしてくれます。

冬場は暖房としての効果もありますので、一年通して快適にお使いいただけます。

 

 

 

 

 

 

 

コンパクトなものから、高さが150cm以上の大きいものまであるタオルウォーマー。

設置して快適・便利な洗面室をつくりませんか?

 

「大工道具紹介」~げんのう~

皆さんは「げんのう」とういう大工道具をご存じでしょうか?

漢字にすると「玄能」と読むのですが、私はこの言葉を聞いたとき、正直ピンときませんでした。

作業現場ではじめて紹介された時の感想は(トンカチじゃないの?)でした。

トンカチと玄能について調べてみると、

トンカチには明確な定義がなく、かなづちや玄能で釘などを叩く音の擬音語<トントン><カチカチ>が由来とされているようです。

玄能は頭の両端に尖った部分のないかなづちで、玄翁(げんのう)和尚が殺生石を砕いたという伝説が由来とされています。

このような話を聞くと、道具にも愛着がもちやすいですし、一度でいいから玄翁和尚にお会いして感謝の気持ちをお伝えしたいなと感じました。

今ではコンプレッサーという機械で釘を打つことが多くなってきていますが、

細かい箇所の釘打ちなどにはこれからも重宝されますし、

子供のころからの玄能に対するあこがれや存在感はこれからも輝き続けるでしょう。

田舎暮らし

近年、「デュアラー」と呼ばれる生き方が注目を集めています。

デュアラーとは、都会と田舎のデュアルライフ(2拠点生活)を送る人を意味する造語で、

平日は都心のマンションから通勤し、週末には田舎の一戸建てで過ごす、

といった自由な暮らし方を実現する人々のことです。

従来は、別荘を購入できるような富裕層が行うイメージがありましたが、

最近は住居のサブスクリプションサービスなども登場し、気軽に楽しめることから、

若い世代を中心に広がりを見せているようです。

 

私はもう何年も前から、

将来は房総半島でのんびりと暮らしたいという夢を描いていました。

浦安はとても暮らしやすい街ですが、たまには大自然の中に身を置きたくなるもの。

都会の利便性も捨てがたいけど、田舎でのんびり暮らしたい。

そんなわがままな希望が叶ってしまうのが、デュアラーという生き方です。

今回のコロナ騒動で働き方が見直され、

時間や場所に縛られないワークスタイルが確立されはじめました。

今後、さらにデュアラーが増えていくかもしれませんね。

整理整頓を心掛ける

仕事が忙しくなると、

デスクに書類が乱雑に置かれたり、必要ない書類が増えていくことがあります。

このような状態ですと、必要な資料を探すのに時間がかかってしまいます。

人は探し物で、年間数十時間も浪費しているといわれています。

「使った物は元の位置に戻す」

「カタログも必要な物だけを残し、順番を考えてしまう」

「必要な書類を整理しファイリングする」

「パソコンデータも分かりやす整理する」

「不要な物は捨てる」

整理整頓を心掛け、無駄な時間を減らすことができれば、

仕事もプライベートもより充実したものになります。

自然を取り入れる

ちょっと前まで、
スッキリした空間、色を合わせて統一感を出したい!
といったテイストのリフォーム依頼が多かったリファイン浦安。

最近は、すっきりとした中にも自然な風合いを取り入れたいという
ご希望が増えてきました。

床材も木目柄がしっかり出ているもの。
壁紙のアクセントカラーは、少し落ち着きのあるアースカラー
ステンレス×木という異なる素材の組み合わせ
珪藻土や紙クロス

これらを使用したいというお声が増えました。

アースカラーやスキンカラーで濃淡をつけたコーディネートが今年のトレンド
とのことなので、しっかり勉強してご提案に取り入れられるようにしたいと思います。



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