DIY

実家を離れ、新生活を始める時にもらった木製のまな板。

安定感があり、切り心地も良いのですが、

次第に傷も増え、黒ずみも目立つようになってきました。

新しい物に買い替えることも考えましたが、

ある程度厚みも残っているし、削り直せばいいのでは?と方向転換。

「昔の田舎の人は何でも自分で直したものだ・・・」という親に育てられたので、

とりあえず何でも自分でやってみようと思ってしまう無謀な性格です。

カンナを使うのは中学校の授業以来でしたが、

何とか見様見真似で削っていくと、

新品のような美しい木目が顔を出してくれました。

 

最近はホームセンターで作業場所や工具を貸してくれるサービスもあるので、

気軽にDIYにチャレンジできそうです。

やはり自分で作った物は愛着が湧きますよね。

建て替えかリフォームか

【建て替えかリフォームか】

築年数が経過した一戸建て住宅を

新築に建て替えようか、

リフォーム(リノベーション)にしようかと

迷う方は多いと思います。

「まだ築30年の家だから、建て替えるのは、もったいない」

「建て替えとリフォームの費用の違いはいくらかな」

「後何年住むだろう」

「売却して、住みやすい田舎に行こうかな」

様々な理由で迷っている方もいらっしゃるでしょう。

今回は、建て替えとリフォームの工事費用などの違いや、

どちらにするか判断する際のメリット・デメリットを紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【建て替える場合】

解体する家の状態と新しく建てる家の状況により

大きく変動するため、一概には言えませんが、

2,000〜4,500万円程度となる可能性が高いようです。

1坪あたり90万円以上を見込んでおくと無難です。

建て替え費用以外に、解体費・設計料・地盤調査費・不動産取得税・印紙税など

別途必要となってきます。

さらに外構工事、家具、カーテン、エアコン等の費用も必要です。

 

【リフォーム・リノベーションの場合】

一戸建てを全面的にリフォーム(リノベーション)する際には、

総額800〜3,000万円になるパターンが多く見られます。

どの程度リフォームするかで、費用は大きく変わりますが、

予算に合わせて計画することが出来ます。

家の柱などだけを残し、スケルトンリフォームやフルリノベーションで

建物全体を劇的に変えたい場合には、

新築の2/3程度の費用が必要になります。

住宅性能をアップするために

「耐震補強、玄関ドア、サッシ、断熱等」

の工事が必要になります。

リビング リフォーム エコカラット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【建て替えのメリット・デメリット】

メリット

・間取りを大幅に見直せる。

・耐震や断熱等の施工が、リフォームよりしやすい。

・リフォームよりも多額のローンを組める。

 

築年数がある程度経った住まいは、どうしても耐震や断熱、

バリアフリーなどの基本性能が低めです。

そのため、リフォームをするよりも、

建て替えてしまう方が効率がよい可能性があります。

 

デメリット

・基礎や構造材も処分するため、廃材処分費が高くなる。

・確認申請から不動産完成登記など、時間と手間がかかる。

・建物に必要ない費用が大きい。

・今よりも家が小さくなる可能性がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【リフォームのメリット・デメリット】

メリット

・施工部分を特定できるため、予算を組みやすい。

・工事期間や費用などを考えながら改善したい箇所を特定できる。

・こだわりの強い部分の施工に予算を集中させることが可能。

・工期が短い。

・各種税金(不動産所得税、固定資産税、都市計画税、登録免許税等)の軽減が可能。

 

デメリット

・大掛かりな補修が必要な場合は高額になる。

・構造によって希望通りの間取りにできないケースがある。

 

【建て替えかリフォームかの判断】

・現在の家の状態(劣化状態や耐震性・断熱性)はどうか。

・ 今の家に、あと何年住むか(引越しや売却の可能性があるか)

・ 今後、家族構成(世帯数)が変わる可能性はあるか。

・間取りに不満はあるか。

・どれくらいの予算にするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【最後に】

住宅ごとに条件が大きく異なるため、

一概に建て替えかリフォームかを選択するのは難しいと思います。

この家をどうするか、

20年、30年後、どのような生活をイメージしているか。

もしも「建て替えかリフォームか」をご自身で判断し切れない際には、

専門家に相談してください。

なるべく沢山情報を収集し、失敗しない家づくりを目指しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見えない部分

建物のリフォームでは、見えない部分に

大きな傷みがある可能性があります。

「外壁が少し傷んでいるな」

この状態ですと、外壁はさほど気にならないけど、

撤去をしてみると、外壁から部屋の中に

雨漏れしている可能性があります。

 

現在リフォーム中の戸建て住宅、

築約31年で、外壁仕上げは直張りサイディング。

過去に1度塗り替えているというが、

表面の塗膜は劣化してチョーキング現象が生じていました。

また一部では目地のシーリングに亀裂がありました。

サイディングを撤去してみると、

腐食が進んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見えない部分は、時間が経てばたつほど、腐食が進んでいきます。

大事な住まいです。

早めにお手入れを考えましょう。

 

火災報知器

雨が降らず、非常に乾燥した日が続いております。

全国各地で火事が多発しておりますので、火の元には十分注意が必要です。

火事から逃げ遅れを防ぐため、早期発見のために火災報知器の設置は重要です。

2011年以降、すべての住宅で火災報知器の設置が義務化されました。

ですが設置しなかった場合、罰則などは特に定められていないため、

今も設置されていない住宅は多いかと思います。

家族や自分自身の命を守るため、地域の安心・安全を守るため、火災報知器を設置しましょう。

 

火災報知器の設置場所は各自治体によって異なります。

浦安市の場合は、寝室として使用するすべての居室、階段、廊下、台所に設置が必要です。

https://www.city.urayasu.lg.jp/todokede/anzen/shobo/keihouki/1002158.html

 

また、すでに電池式の火災報知器を設置済みでしたら、

電池が切れていないか確認、管理が必要ですのでご注意ください。

暖かい住まい

今晩から明日にかけて、

関東地方でもかなりの冷え込みが予想されています。

雪も降るのでしょうか?

 

先日、意外なニュースを目にしました。

熱中症で亡くなる人は年間1000人程度、

一方、冬に呼吸器や脳、心臓の疾病で亡くなる人は年間約20万人、

冬の寒さの危険性の方がはるかに高いそうです。

そして、最も冷え込みが厳しい北海道の冬季の死亡率は全国一低く、

温暖地ほど大きくなる傾向があるといいます。

北海道では二重サッシ等を取り入れた断熱性の高い住宅が多く、

平均室温が全国で一番暖かいことに要因があるのではないかと言われていました。

 

今年は、「こどもエコ住まい支援事業」が始まります。

お住まいの地域によっては、

断熱リフォームに独自の補助金を出しているところもあります。

暖かい家で健康的に暮らしましょう。

傷み具合を推測する

建物のリフォームでは

「やってみなくては、分からない」

という部分があります。

どのような仕事でも、

プロとしては顧客に伝えづらい言葉です。

住宅リフォームでは、

既存建築の状態を正確に把握できない段階で、

不具合の対処を含めた提案や

一定の費用目安を顧客に示す必要があると考えています。

しかし、想定内であればよいのですが、

工事の着手後に、既存建築が想像以上に傷んでいる

ということもあります。

この場合、費用面もありますが、

お客様と相談しながら、

安心して住める状態まで仕上げないといけないと考えています。

 

アクセントクロスの割合

せっかくリフォームをするならと
壁紙でアクセントクロスを貼る方は多いと思います。

部屋を広く見せたり、
メリハリをつけたり、
家具を際立たせる役割だったり

メリットが沢山あります。

しかし、憧れのアクセントクロスを貼ったハズが
何かしっくりこない・・・。

落ち着かない・・・・

と失敗した人も多いのではないでしょうか?

失敗しない為の簡単な方法は
部屋全体の2~3割に貼る事です。

それ以上の割合を占める場合には、色の割合が多くなり
バランスが崩れやすくなっていきます。

3割以上の量を貼る時は専門家に相談しながら選ぶことをお勧め致します

入船マンションリフォーム工事

内装工事が進みます。

ボードを施工して間仕切り壁が出来上がります。

内装クロス工事になりパテ処理で壁のジョイントを平らにします。

 

窓の断熱

本格的な冬を迎え、寒い日が続きますね。

私の家は古い戸建ですので、暖房をつけていないと室内でも吐く息が白くなります。

そのため、この時期になると暖房などで出費がかさむ光熱費に頭を悩まされます。

なるべく光熱費を上げないようにするためには、お部屋が温まりやすく、冷めにくい環境が重要です。

 

冬場に寒くなってしまうお部屋は断熱性の低さが原因です。

「窓・壁・床」の断熱性が低いと、室内の暖かい空気が外に逃げやすくなります。

特に窓などの開口部から室内の温かい空気が失われやすくなっており、

暖房の熱が窓から逃げる割合は58%とされています。

せっかく温められた熱の半分以上が窓から失われてしまいます。

 

近年建てられた住居は、国が定める省エネ基準の改正により、窓も含め断熱性能が高くなっていますが、

改正前の建物の窓は断熱性能が低い場合が多く、3~5mmの単板ガラスの窓が使用されています。

 

断熱 窓 浦安

 

 

 

 

 

 

上の図は窓の種類ごとの熱還流率を表しています。

熱還流率とは、熱の伝わりやすさ(通しやすさ)のことをいい、

数値が高いほど温かいところから寒いところへ熱が逃げやすくなってしまいます。

 

窓の断熱性能を高める工事は主に3つあります。

・カバー工法などの窓の交換工事

・ガラスのみ断熱ガラスに交換する工事

・室内側に内窓を設置する工事(二重サッシ)

この内、二重サッシが他の工事よりも安価で済み、短期間でできる工事になります。

 

窓を断熱化するリフォームは補助金の対象にもなります。

これからの光熱費対策と住まいを快適にするためにとても効果的です。

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