家が寒い原因
家が寒い原因
1、窓
家が寒くなる一番の原因は窓です。
窓は部屋の冷気や暑さが出入りする場所で、
冷気の60%は窓から入ってくるといわれています。
特に築20年以上の戸建ては、
窓ガラスが一枚でできたシングルガラスがほとんどで、
断熱性が低いのが特徴です。
シングルガラスは冷気や熱気が外からそのまま入ってきてしまうので、
夏は暑く冬は寒い家になってしまいます。
2、床下
冬場になると一階の床が冷たくて足元が冷えます。
昔は床下に断熱を行うという発想がなかったため、
築20年以上の古い一軒家の場合、
そもそも床下に断熱が入っていないことがほとんどです。
床下は空気を通してあり冷気が常時流れているので、
断熱を施してなければ、仕上材が冷やされ
家の中が寒くなってしまいます。
3、外壁・天井
家が寒い原因としては、外壁・天井も挙げられます。
築20年以上の一軒家の場合、
床下同様に外壁・天井も断熱が施されていないケースがあります。
断熱材が入っていたとしても、
昔の断熱材(当時のグラスウール)では効果を期待できません。
20年ほど前のグラスウールは密度が低く断熱性能も悪いからです。
また、業者による施工不良でせっかく断熱材が入っていても
効果が発揮できていないこともあります。
断熱材の留め方に問題があったり、隙間ができていたりすると、
そこから冷気が家の中に入り込んでしまいます。