見えない部分

建物のリフォームでは、見えない部分に

大きな傷みがある可能性があります。

「外壁が少し傷んでいるな」

この状態ですと、外壁はさほど気にならないけど、

撤去をしてみると、外壁から部屋の中に

雨漏れしている可能性があります。

 

現在リフォーム中の戸建て住宅、

築約31年で、外壁仕上げは直張りサイディング。

過去に1度塗り替えているというが、

表面の塗膜は劣化してチョーキング現象が生じていました。

また一部では目地のシーリングに亀裂がありました。

サイディングを撤去してみると、

腐食が進んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見えない部分は、時間が経てばたつほど、腐食が進んでいきます。

大事な住まいです。

早めにお手入れを考えましょう。

 

火災報知器

雨が降らず、非常に乾燥した日が続いております。

全国各地で火事が多発しておりますので、火の元には十分注意が必要です。

火事から逃げ遅れを防ぐため、早期発見のために火災報知器の設置は重要です。

2011年以降、すべての住宅で火災報知器の設置が義務化されました。

ですが設置しなかった場合、罰則などは特に定められていないため、

今も設置されていない住宅は多いかと思います。

家族や自分自身の命を守るため、地域の安心・安全を守るため、火災報知器を設置しましょう。

 

火災報知器の設置場所は各自治体によって異なります。

浦安市の場合は、寝室として使用するすべての居室、階段、廊下、台所に設置が必要です。

https://www.city.urayasu.lg.jp/todokede/anzen/shobo/keihouki/1002158.html

 

また、すでに電池式の火災報知器を設置済みでしたら、

電池が切れていないか確認、管理が必要ですのでご注意ください。

暖かい住まい

今晩から明日にかけて、

関東地方でもかなりの冷え込みが予想されています。

雪も降るのでしょうか?

 

先日、意外なニュースを目にしました。

熱中症で亡くなる人は年間1000人程度、

一方、冬に呼吸器や脳、心臓の疾病で亡くなる人は年間約20万人、

冬の寒さの危険性の方がはるかに高いそうです。

そして、最も冷え込みが厳しい北海道の冬季の死亡率は全国一低く、

温暖地ほど大きくなる傾向があるといいます。

北海道では二重サッシ等を取り入れた断熱性の高い住宅が多く、

平均室温が全国で一番暖かいことに要因があるのではないかと言われていました。

 

今年は、「こどもエコ住まい支援事業」が始まります。

お住まいの地域によっては、

断熱リフォームに独自の補助金を出しているところもあります。

暖かい家で健康的に暮らしましょう。

傷み具合を推測する

建物のリフォームでは

「やってみなくては、分からない」

という部分があります。

どのような仕事でも、

プロとしては顧客に伝えづらい言葉です。

住宅リフォームでは、

既存建築の状態を正確に把握できない段階で、

不具合の対処を含めた提案や

一定の費用目安を顧客に示す必要があると考えています。

しかし、想定内であればよいのですが、

工事の着手後に、既存建築が想像以上に傷んでいる

ということもあります。

この場合、費用面もありますが、

お客様と相談しながら、

安心して住める状態まで仕上げないといけないと考えています。

 

アクセントクロスの割合

せっかくリフォームをするならと
壁紙でアクセントクロスを貼る方は多いと思います。

部屋を広く見せたり、
メリハリをつけたり、
家具を際立たせる役割だったり

メリットが沢山あります。

しかし、憧れのアクセントクロスを貼ったハズが
何かしっくりこない・・・。

落ち着かない・・・・

と失敗した人も多いのではないでしょうか?

失敗しない為の簡単な方法は
部屋全体の2~3割に貼る事です。

それ以上の割合を占める場合には、色の割合が多くなり
バランスが崩れやすくなっていきます。

3割以上の量を貼る時は専門家に相談しながら選ぶことをお勧め致します

入船マンションリフォーム工事

内装工事が進みます。

ボードを施工して間仕切り壁が出来上がります。

内装クロス工事になりパテ処理で壁のジョイントを平らにします。

 

窓の断熱

本格的な冬を迎え、寒い日が続きますね。

私の家は古い戸建ですので、暖房をつけていないと室内でも吐く息が白くなります。

そのため、この時期になると暖房などで出費がかさむ光熱費に頭を悩まされます。

なるべく光熱費を上げないようにするためには、お部屋が温まりやすく、冷めにくい環境が重要です。

 

冬場に寒くなってしまうお部屋は断熱性の低さが原因です。

「窓・壁・床」の断熱性が低いと、室内の暖かい空気が外に逃げやすくなります。

特に窓などの開口部から室内の温かい空気が失われやすくなっており、

暖房の熱が窓から逃げる割合は58%とされています。

せっかく温められた熱の半分以上が窓から失われてしまいます。

 

近年建てられた住居は、国が定める省エネ基準の改正により、窓も含め断熱性能が高くなっていますが、

改正前の建物の窓は断熱性能が低い場合が多く、3~5mmの単板ガラスの窓が使用されています。

 

断熱 窓 浦安

 

 

 

 

 

 

上の図は窓の種類ごとの熱還流率を表しています。

熱還流率とは、熱の伝わりやすさ(通しやすさ)のことをいい、

数値が高いほど温かいところから寒いところへ熱が逃げやすくなってしまいます。

 

窓の断熱性能を高める工事は主に3つあります。

・カバー工法などの窓の交換工事

・ガラスのみ断熱ガラスに交換する工事

・室内側に内窓を設置する工事(二重サッシ)

この内、二重サッシが他の工事よりも安価で済み、短期間でできる工事になります。

 

窓を断熱化するリフォームは補助金の対象にもなります。

これからの光熱費対策と住まいを快適にするためにとても効果的です。

仮住まい

リフォームをする際、

仮住まいをどうするか悩まれる方も多いと思います。

住みながらという選択肢もありますが、

騒音やホコリは想像以上にストレスだと思われますし、

毎日、生活できる状態に片付ける余分な作業が発生するため、

その分、工期も長引いてしまいます。

 

浦安はURが多いので、

フルリフォームをされる方は、URにお引っ越しされる方が多いようです。

数日~数週間のリフォームであれば、

近隣のホテルを利用するという方法もいいですね。

私はこの前、

「帝国ホテルのサービスアパートメント」というサービスを見つけ、

いつか泊まってみたいな~と夢を膨らませています。

リフォームを検討する

住まいのリフォームは、

家のメンテナンスやライフスタイルの変化、

理想とする快適な環境作り、

などを目的として行われます。

何年経ったら行うという明確な基準はありませんが、

リフォームの目的によって、

または、リフォームしたいと思った時が

タイミングです。

 

メンテナンス

長期間、住宅をメンテナンスなしで放置してしまうと、

経年的に様々な問題が発生し、

最終的に工事費用が高額になってしまいます。

耐震性能を考えたバランスのとれた間取り変更や、断熱改修、

劣化に気づいた時にはすぐに対処することで、

最適な住環境を保つことが可能です。

 

ライフスタイルの変化や子供の成長など

子供の成長や家族の生活の変化が目的のリフォームも多く行われます。

子供が一人立ちした後の部屋の使い方、

両親と同居するための二世帯住宅、

老後を考えたバリアフリー化など、

様々なリフォーム方法があります。

現状のままでも問題は無いですが、

快適な家づくりを検討し、より快適で安全な住まいに

なるべく長く住んで欲しいと思います。

 

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