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子供部屋について

 

子供部屋はいつ必要になるのでしょうか。

リフォームプランを計画するときに、いつもテーマになります。

年齢によって、要求条件が違ってくるので参考までに。

 

幼児期

幼児期は独立した部屋を与えるよりも、

むしろ親の目が届くところの方が安心です。

寝るときも両親の部屋の中でいいでしょう。

 

小学校の低学年

低学年の小学生に部屋を与えても、部屋では全然勉強しません。

個室にいることはほとんどなく、家族のいるリビングやダイニングなどのパブリックスペースを好みます。

ランドセルをしまえるスペースがあれば十分。

まだまだ独立した部屋は要らないような気がします。

 

小学校の高学年から

この頃になるとプライバシーのある個室を欲しがります。

個室を与えたら、独立心を育てるために洋服ダンスや本棚、机などをセットし、

自分で管理させましょう。

個室にこもらないよう、家族と自然に顔が合せられるような生活動線をつくりたいものです。

 

子供の生活は、成長と共に年々変化していきます。

始めから住まい方を限定するのではなく、どんな使い方にも対応できる可変空間にしておきたいものです。

中学生、高校生、合計6年間。

早くに独立すると、6年間しか子供部屋は必要ないかもしれません。

将来を見据えてリフォーム案を考えていきましょう。

 

山下

 

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