地震に強い家にする為のポイント
地震に強い家にする為には、4つのポイントがあります。
①壁を強くする
・壁を強くするには「筋交いを入れる」、「構造用合板を打ちつける」、「耐震金具で補強する」
壁の補強には、家の内側からと外側からの工事があります。
内側からの場合は、内装仕上げの復旧、外側からの場合は、家具移動が無く工事できます。
②バランスをとる
・いくら壁の補強をしても、バランスが悪ければ耐震効果は軽減されます。
建物全体のバランスを見ながら、壁の少ない部分に壁を設置する。
建物の弱い部分を補強することで、バランスがとれて一気に耐震性が上がることもあります。
③建物を軽くする
・建物を軽くするには、屋根の軽量化が有効。
従来の日本瓦を軽量なガルバリウム鋼板やスレート屋根にすれば、
地震時の揺れや、重さによる崩壊の可能性を軽減できます。
④弱いところをなくす
・柱や土台のシロアリ被害や基礎のひび割れなど、建物の劣化によっても
耐震性は落ちます。
腐敗した部分を交換したり、、補強することで耐震性をUPすることができます。
耐震補強を考える場合、現在の建物の状態を検討し、
どのような補強方法がよいか、費用対効果で検討する必要があります。