汚水枡工事
東日本大震災により浦安は液状化現象で多くの建物や道路に被害を受けました。
あれから4年以上経ち、復興もだいぶ進みましたが、未だ震災の爪跡が残る場所もあります。
先日浦安の戸建で水廻り設備の交換工事を行いました。
在来の浴室からユニットバスに変える際、排水の流れが少しおかしいなと思ったので外の汚水枡を調べたところ、
コンクリートで出来た汚水枡は割れていて、中に土や木の根っこが入り込み、排水が十分機能していない状態でした。
これは液状化現象が起きた際、地盤が動いたことで汚水枡が割れてしまったと考えられます。
また、汚水枡から道路までの排水の勾配も少し悪い状態でした。
せっかく水廻り設備がキレイに生まれ変わっても排水ができない状態では意味がありません。
壊れた汚水枡は取り除き、塩ビの管に変え、下がっていた配管の勾配も直しました。
このように液状化現象、地盤沈下で家自体は傾いてなくても、排水等の設備に影響が出ている場合がありますので、注意が必要です。