もったいない?
ヨーロッパや米国の一般家庭では、モノの種類が少なく、
住まいの中はとてもすっきりしているように思います。
突然の来客でも、そのまま迎え入れられるくらい片付いています。
しかし、日本の家庭はモノが多い。
もし、住まいにモノが少なかったら、もう少し片付いた家になるのかなと思います。
モノが多い理由は、「もったいない」という、日本人独特の価値観があるからでしょう。
捨てるという行為自体が、道徳的に問題であり、引け目を感じるという国民性があります。
しかしながら、無駄なモノをいつまでも抱え込むということは、
本来「有効に活用できる空間」を犠牲にするという、
もったいない行為でもあるんです。
片付けに費やす時間も、相当なものになるはずです。
すっきりした住まいは、掃除も楽になりますし気分もよいものです。
見えない時間や気分に、価値を見出していくと
住まい方が変わるかもしれませんね。