屋根のリフォーム工事
先日、江戸川区で工事していた屋根のリフォーム工事が完了しました。
戸建の場合、屋根は建物の中でも非常に傷みやすい箇所です。
外壁よりも直射日光や風雨の影響を受けるため劣化のスピードが早まります。
外見から劣化の度合いについて確認することが困難な箇所でもあるため、
外壁は大丈夫でも、屋根の不具合を見落としてしまう可能性があります。
屋根のひび割れ・ズレ・反りに関しては雨漏りに直結する可能性があり、早急な対策が不可欠です。
屋根の劣化が進む前に、塗装することが最適ですが、
劣化が進みすぎると、塗装では手に負えない状況になってしまう可能性もあります。
今回は、上の写真のように剥がれやめくれ上がった屋根材がいくつも見受けられたので、
カバー工法による屋根リフォーム工事を行いました。
屋根のカバー工法とは、スレート屋根のリフォーム手法として開発された工法です。
カバー工法は、既存屋根の撤去はせず、上から新しい屋根材を上貼りする工事になります。
屋根を貼り替える工事と比較すると、撤去工事が無い分、安価に施工ができ、
施工期間が短縮できるのがメリットです。
近年は、厳しい猛暑と激しい台風が毎年やってきます。
普段見えないところの屋根が気づかず劣化・破損している可能性がありますので、
新築、もしくは前回の塗装から8~12年ほど経過したら、
屋根・外壁の状況確認が必要です。