住まいを考える
かつて家族が一緒に仕事をしていた時代がありました。
農家や商店、町工場などがそうです。
その時代は、皆が一緒に仕事をすることによって
家族が繫がっていました。
現在は、お父さんが家の外へ稼ぐようになり
さらに、お母さんも外に働きに出て、
子供達も学校や塾、お稽古事で、
家には誰も居ないことが多くなってきています。
住まいという空間が、かつては作業空間や団欒の場であったが
今では、夜帰って来て、会社や学校での出来事の情報を共有し
眠る場となってきています。
生活の変化に伴い、住まいは変化する必要がありますが、
住まいのあり方については、まだ対応出来て無いような気がします。
ご自身のライフスタイルに合わせて、住まいを考える時に、
どのような住まいが必要なのか、よく考えてみましょう。
これからの住まいは、人が集まるLDKに、
団欒が生まれる工夫が必要だと思います。
もしかしたら、これからはリビング中心よりも、
プライベート空間を充実することが、
より快適な住まいになるかもしれません。
どのような住まいが、各家族に合っているか
じっくり検討してみましょう。