収納を考える
収納に関する本や雑誌のほとんどが
「まず持ち物全ての把握からはじめよう」
「そして、こんなにモノが沢山あったのか!
という自覚を持つことからはじめよう」
と書いています。
また、多くの本では収納計画の前に分類のテクニックについて
細かく説明しています。
便利グッズを紹介し、散らからないよう、ひとまとめにするという目的なのですが、
この作業も大変です。
このように大量にあるモノの内容を把握し、さらに分類するには、
大変な時間と手間をかける必要があります。
片付けが苦手な人には、このような方法は
うまくいく可能性が低いように思います。
片付いたお部屋づくりの第一歩は、家にある様々なモノが、
本来あるべき場所、つまり「定位置」にあるかどうかを考え直すことから
始めると良いと思います。
言い換えれば、そのお部屋で行う作業や行動に必要なモノが、
ちゃんとその部屋にしまわれているかどうか、
という見方でチェックすることが大切です。
ご自宅のキッチンを見てください。
キッチンは皆使いやすいように、フライパンやお鍋、調味料が
「定位置」に配置されているとことが多いと思います。
砂糖や塩がどこだったかなと探すことはあまりないですよね。
ご自宅を、キッチンの収納のように考えると、
お部屋は使いやすく片付いていくのかなと思います。
収納を考える時、しまい方の工夫や不要なモノを捨てるのは、
この後で良いのかな。