壁紙の貼替
古い建物でリフォームを行う際、壁紙クロス(壁紙)の貼替で注意する点は、剥がしたクロスの跡(下地)です。
壁紙クロスには表面に見えている部分と下地との間に裏紙という薄い紙があり、裏紙とセットになっています
貼替の際は、裏紙をキレイに残して、表面だけ剥がすことがベストですが、
ほとんどの場合、キレイに剥がすことができず、裏紙まで一緒に剥がれてしまうことがあります。
裏紙が残っている場所と残っていない場所とでは段差(凹凸)があり、
そのまま新しいクロスを貼ってしまうと、新しいクロスの上からでもその凹凸がスジのように見えてしまいます。
そのため、弊社では必ず、古いクロスを剥がしたら、凹凸を無くすための下地処理・パテ処理を念入りに行います。
下地処理に時間をかけて綺麗なクロスの仕上がりを目指します。
ですが、壁紙クロスの中には、耐水壁紙やキズ防止壁紙など、通常の壁紙クロスと比べて固くて薄いものがあります。
このような壁紙クロスは、念入りに下地処理をしてもわずかな凹凸が影やスジのように見えてしまうこともありますので注意が必要です。
リフォームで壁紙クロスを選ぶ際は柔らかく厚手の壁紙クロスが綺麗に仕上がる為おススメです。
壁紙クロスはサンゲツ、リリカラ、ルノンなど、数多くのメーカーが、多種多様の商品を販売しております。
柄・種類が多いため、迷ってしまいますが、壁紙クロス選びも弊社でお手伝いいたします。