建材の物価上昇
建設業界では、2021年より新型コロナウイルスの
世界的な感染拡大や半導体不足などの要因で、
様々な建設資材、住設の納期遅延が生じています。
さらに、ウッドショックに代表される建設資材の値上がり、
ロシアのウクライナ侵攻による、株安、円高、
原油高などの要因で、主要メーカーが次々と
更なる値上げを発表しています。
下記は代表的な建材メーカーです。
・旭化成建材(ALC) ⇒ 2021年4月より7%
・サンゲツ(壁材) ⇒ 2022年4月より18~24%(2回目)
・AGCなど(ガラス) ⇒ 2021年10月より15~35%
・吉野石膏(石膏ボード) ⇒ 2021年11月より30%
・アイカ工業(化粧ボード) ⇒ 2021年12月より10~15%
・積水化学(塩化ビニル管) ⇒ 2022年1月より20~30%
・三協立山(アルミサッシ) ⇒ 2022年2月より4~12%
・東リ(カーペット) ⇒ 2022年5月より15~20%
世界的に物流も停滞していて中、
さらに状況は悪化しそうです。
今後は、”受注より完工の方が難しい”
そのような状況が続きそうです。