木材の温もり
鉄やコンクリートなどに触れた時、
ヒンヤリとした冷たさを感じます。
これは、物質に人間の体温が伝わり、
触れた箇所から熱が急速に逃げていくためです。
これに対して、無垢の木材には、
触れることで感じる温かさがあります。
木の優れた断熱性(熱を伝えにくい性質)は、
私たちの体から必要以上に熱を奪うことがありません。
無垢の木材に温もりを感じるのは、
その構造が小さな細胞の集合体であるため、
それらの空洞の中には、
熱の伝導を妨げる性質を持つ空気がたくさん含まれているからです。
木は鉄の330倍、
コンクリートの10倍
ともいわれる高い断熱・保温効果を発揮するのです。
無垢の床などに腰を下ろすと、
冬でも温もりが感じられるのはそのためです。
せっかくのリフォームですから。
木の温もりを感じられるお住まいを目指しましょう。