内装仕上げ工事
内装仕上げ工事
内装仕上げ工事とは、言葉の通り
建物内の内装を仕上げる工事です。
建物内の見た目や居心地、住み心地に大きく関わる
完成までの工事となります。
快適で居心地の良い空間をつくるために、
インテリアのイメージを考えながら
仕上げ材料を選定していきます。
空間の細部まで、美しく仕上げる技術とセンスが必要となる
重要な工事です。
仕上げ材の種類
仕上げ材にも様々なものがありますが、
代表的な仕上げ材は以下になります。
・クロス
ビニールクロスや布クロス、紙クロス等があります。
輸入品もありデザインも豊富なので、
思い通りのインテリア空間を実現しやすいです。
費用は比較的安く抑えられ、工期が短いのが特徴です。
・塗り材
天然素材の土などを左官職人が塗り仕上げていきます。
調湿性や防火性、防音性に優れ、
様々な質感や風合いを楽しめます。
職人の手仕事のため、コストは高く、
工期は長くなる傾向があります。
・木材
木材を使用した仕上げ材で、
素材の持つ風合いを楽しめます。
年数が経つにつれて趣きが増していきますが、
経年劣化には弱く、定期的なメンテナンスが必要です。
・タイル 石材
耐久性や耐水性に優れ、
キッチンや浴室などの水回りにもよく使用されます。
素材を楽しんだり、色を組み合わせて
デザインを楽しむことが出来ます。
クロス張り工事
・パテかい
パテかいとは、石膏ボードにクロスが張れるよう、
平滑な下地にする作業です。
石膏ボードの継ぎ目やビス部分にパテを塗り、
平滑にしていきます。
パテが乾燥したら研磨紙等を用いて削り、段差を解消していきます。
全部屋のパテ処理を行います。
・クロス張り
パテかいの後、クロスを張る作業を行います。
まず天井を行い、次に壁にクロスを張りつけます。
クロスの裏面に専用の機械を用いて糊付けを行い、
石膏ボードにしっかり密着させます。
この時、クロスと石膏ボードの間に空気が入ると、
剥がれやすくなってしまいますので、注意が必要です。
クロスの継ぎ目部分は後から処理をするため、
少しだけかぶせるように張りつけます。
キッチンの天井クロス張り
タイル工事
タイルは「焼きもの」からなる薄板で、
建物の内壁・外壁・床・屋根など、
仕上げ材として使われます。
耐火・耐水に優れており、
長期間メンテナンスが不要なので、
維持・管理がしやすい仕上げ材です。
目地詰め
目地にはタイルのそれぞれの微妙なサイズ感のずれを調整したり、
ひび割れや剥離などを緩和するといった役割があります。
見た目を美しくするといった効果もあります。
内玄関、外玄関共に450角のタイルで仕上げました。
リビングのアクセントとして、
150×600サイズのタイルを張っていきます。
その他仕上げ工事
壁、天井の仕上げが完成後、建具や手摺、照明等
完成した時に目に見えてくるものを設置していきます。
トイレや洗面化粧台など、給排水設備工事も
この時に行います。
上吊り建具取付
ダウンライト、間接照明取付
室内物干し設置
内装工事が完了すると、
養生を撤去しクリーニングの準備に入ります。