除湿剤

雨が降る日が続きますね。

去年は空梅雨でしたので、今年のような雨の多い梅雨は久しぶりに感じます。

雨が多くなると気になるのは湿気です。

押入れ・クローゼット・収納の中は湿気がこもりやすいので、除湿剤は欠かせません。

中でも容器に液体がたまる「タンクタイプ」の除湿剤は、色々な場所で使用できるので、多くの方が使われていると思います。

しかしこの除湿剤を使用する際は注意が必要です。

除湿剤に入っている白い粒のような物は「塩化カルシウム」といい、

水を吸収すると2~3倍に膨れ上がって溶けていき、液状になる性質を持っています。

その為、湿気を吸い取り、中に溜まった水はただの水ではなく、塩化カルシウムが溶け込んだ溶液となります。

この溶液を万が一誤ってこぼしてしまい、押し入れの床などの木材などに吸収されると、

その部分が塩化カルシウムを含んだ吸収剤になってしまいます。

こぼした溶液を拭き取り切れずにいると、しばらくして、その部分が空気中の湿気を吸収し続けて、

いつまでも濡れた状態になってしまうことがあります。

もしこぼしてしまったら、水を多く含ませた雑巾で水を移すように拭き、

乾いた雑巾で吸い取る作業を繰り返し、塩化カルシウムを完全に除去することが必要です。

(※エステーのQ&Aより引用 → http://www.st-c.co.jp/support/faq/detail/post_15.html )

くれぐれも除湿剤の水をこぼさないよう気を付けましょう。

 

ページトップへ戻る